• 大分県津久見市にある真宗大谷派の寺院です。

唯識09 第十八頌 果 業

日時:1981(昭55)年1月22日
場所:光西寺
講師:仲野良俊(なかの りょうしゅん)1916(大正5)年~1988(昭和63)年。
テキスト:選註 成唯識論 太田久紀 編註

スリランカ(セイロン)佛歯寺

四大仏跡
ルンビニ(仏陀の誕生の地)、ブダガヤ(成道の地)、サールナート(初転法輪の地)、クシナガル(涅槃の地)

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(一)四縁 因縁 等無間縁 所縁縁 増上縁

(二)十因

(三)五果 異熟果 等流果 離繋りけい果 士用じゆう果 増上果

三性 善・悪・無記

(第十八頌)由一切種識 如是如是変
      以展転力故 彼彼分別生

1981年1月22日-1

(第十九頌)由諸業習気 二取習気倶
      前異熟既尽 復生余異熟


異熟

自分に目を覚ませ

自分の何が分かるのか 内容

業がわかった

聖人のつねのおおせには、「弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人がためなりけり。されば、そくばくの業をもちける身にてありけるを、たすけんとおぼしめしたちける本願のかたじけなさよ」と御述懐そうらいしことを、いままた案ずるに、善導の、「自身はこれ現に罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかた、つねにしずみ、つねに流転して、出離の縁あることなき身としれ」(散善義)という金言に、すこしもたがわせおわしまさず。 『歎異抄』P640

生死相続

(第二頌)謂異熟思量 及了別境識
     初阿頼耶識 異熟一切種

何時 何処 誰

1981年1月22日-2

阿頼耶 いのち

種子 現行 因果関係

異熟 因に異なって果が熟す

非福

不動

欲界 色界 無色界

異熟 因は善か不善 果は無記

1981年1月22日-3

業因縁

思業
深慮思
決定思 自由(責任)
発動思 発言(口業) 行動(身業) 心 意思(意業)三業

眷属
五蘊 色・受・想・行・識

引業 いんごう
満業 まんごう