• 大分県津久見市にある真宗大谷派の寺院です。

唯識03 1980年6月22日

日時:1980(昭55)年6月22日
場所:光西寺
講師:仲野良俊(なかの りょうしゅん)1916(大正5)年~1988(昭和63)年。
テキスト:選註 成唯識論 太田久紀 編註

総序
別序
後序

第十七頌 161頁

識 転変
転起 起こる
変現 現れる

煩悩の寂滅
分別の寂滅

見分 分別
相分 所分別

1980年6月22日-1

これを他力と曰う。 ここをもって龍樹大士は「即時入必定」 (易行品) と曰えり。曇鸞大師は「入正定聚之数」 (論註) と云えり。仰いでこれを憑むべし。専らこれを行ずべきなり。 良に知りぬ。P190

謹んで浄土真宗を案ずるに、二種の回向あり。一つには往相、二つには還相なり。P152

願生

1980年6月22日-2

有為
無為
質礙ぜつげ 物質
本質ほんぜつ

 眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識・末那識・阿頼耶識
虚空無為

ニヒリズム 虚無主義

般若の空は暗号 実相 本当にあるものをあらわす

了義 明瞭

1980年6月22日-3

縄を蛇と思う

唯有識無外境
不離識

五法 戒賢 玄奘



二分

(第一頌)由假説我法 假によつて我法を説く

無上涅槃はすなわちこれ無為法身なり。無為法身はすなわちこれ実相なり。実相はすなわちこれ法性なり。法性はすなわちこれ真如なり。真如はすなわちこれ一如なり。しかれば弥陀如来は如より来生して、報・応・化種種の身を示し現わしたまうなり。P280

1980年6月22日-4