唯識10　第十九頌　業

日時：1981（昭56）年2月22日
場所：光西寺
講師：仲野良俊（なかの りょうしゅん）1916（大正5）年～1988（昭和63）年。
テキスト：選註　成唯識論　太田久紀　編註

諸業の習気と，二取の習気と倶なるに由りて，
前の異熟すでに尽くれば，また，余の異熟を生ずる。

論じて曰く。諸業は福と非福と不動。

生活の原理

有漏の善と不・善との思業なり

行動（身業）　発言（口業）　心 意思（意業）　三業

偏行　115頁　後5行目　

思は、心をして正因等の相を取って善等を造作せしむ

初能変　46頁　後2行目

思心を

深慮
決定
発動

引業 いんごう
満業 まんごう

習気じっけ　種子

現行　薫種子

異熟果