2022年8月28日13時より法話を聞く会で見ました。
「利他と他力」前半 中島 岳志 氏
・マスクの着用
・他者にうつさないために
→エッセンシャル・ワーカー
・医療従事者への感謝
・クラウド・ファンディング
・寄付
・2020年2月発足
・「利他プロジェクト」
・構造改革
・官から民へ
・規制緩和
→「小さすぎる政府」に
・自己責任論
→生活保護バッシング
・イラク戦争(2003年-)
・自衛隊の派兵
・武装勢力による外国人の誘拐・監禁
・イギリス人やイタリア人と共に、日本人3名も誘拐
・政治家から「自己責任論」
・地元サッカーチームのコーチ1人と少年12人
・雨季で水位が上昇
→出ることが出来なくなる
・救出過程でダイバーが死亡
・洞窟内の水を排出
→樹木の根枯れ、畑に被害
※救出後、歓待
・『歎異抄』13章
・「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」
・「あなただって今とは違う境遇に置かれたら、判断を間違うことがあるのでは?」
・今の自分であることの偶然性
・「原始偶然」
→「偶然性にあって、存在は無に直面している」
→「(私たちは)否定を含んだ存在、無いことのできる存在」
・私が生まれたことは、私の意志ではない
・私の存在は、私の意志の外部によって規定されている
・私の生は与えられたもの
⇒自己責任論の限界
・インドのヒンディー語
・主格(~は)と与格(~に)
・「私は嬉しい」
→「私に嬉しさが留まっている」
・「あなたを愛している」
→「私にあなたへの愛がやって来て留まっている」
※行為が意志の外部に規程されているとき、与格を用いる
・「ヒンディー語、できるの?」
→与格を用いる
・言葉は私にやって来る
・「神」という源泉
・私という器
・主格と意志への懐疑
・「主語的論理」から「述語的論理」へ
・陶工の心得
・ろくろの前では「計らい」を捨てる
・「仕事が仕事をする」
・美はやってくる
※「絶対無の場所」
・職人の世界
・「美しく作ろう」という「計らい」の超克
・無名性
・「用の美」
・「自ずから現れる美」=「他力の働き」
・「家庭料理は民芸や」
・美味しいものを作るのではない。美味しさはやって来るもの。
・料理に、人間の計らいが現れてはならない。盛り付けた瞬間に、作者が皿の上から消えなければならない
・「一汁一菜は「南無阿弥陀仏」だと思うんです。(中略)味噌汁は、それこそ仏さんの掌に乗っているようなもので、人間の力でおいしくもまずくもできません」(釋徹宗との対談『Fole』2020年10月号)