三年ぶりに境内での盆踊り。参加者は少なかったですが、行事がコロナでなくなってしまうのでないかと思い行いました。いつも近所の方や初盆・納骨堂・合同墓の方がお参りに来ます。
お盆の新聞記事を見て、気になったので載せます。
「亡くなったばかりの魂は、「なぜ自分は死んでしまったのか」「一人ぼっちはさみしい」と非常に混乱しています。」と書かれていますが、
亡くなった方は、魂になるのではなく、私たちを育て導き支え教えてくださる仏さまです。仏さまの教えを聞いていきましょう。
念仏成仏 これ真宗
万行諸善 これ仮門
権実真仮を わかずして
自然の浄土を えぞしらぬ 『浄土和讃』
亡くなった方、縁ある人の、他力念仏によって仏になるのが真実の教えです。自分で、さまざまな修行やいろいろな善い行いを励んでも仏になる道(浄土への道)を歩むことはできません。真実の教えと仮りの教えとをわきまえ、浄土の世界に生きてください。
亡くなっていった方をどのように考えるのかということが、生きていくうえで大切であると知らされました。
今考えていることは他人にはわからないが、宗教という形で、死んでからも残された縁ある方に続いていくんですね。