• 大分県津久見市にある真宗大谷派の寺院です。

盆踊り

三年ぶりに境内での盆踊り。参加者は少なかったですが、行事がコロナでなくなってしまうのでないかと思い行いました。いつも近所の方や初盆・納骨堂・合同墓の方がお参りに来ます。

扇子踊りと蓮照寺

2019年完成の合同墓。
亡くなっていかれた方を仏(南無阿弥陀仏)としてお参りします。

お盆の新聞記事を見て、気になったので載せます。

2022年8月13日『大分合同新聞』

「亡くなったばかりの魂は、「なぜ自分は死んでしまったのか」「一人ぼっちはさみしい」と非常に混乱しています。」と書かれていますが、

 亡くなった方は、になるのではなく、私たちを育て導き支え教えてくださるさまです。仏さまの教えを聞いていきましょう。


  念仏成仏 これ真宗
  万行諸善 これ仮門
  権実真仮を わかずして
  自然の浄土を えぞしらぬ 『浄土和讃』

 亡くなった方、縁ある人の、他力念仏によって仏になるのが真実の教えです。自分で、さまざまな修行やいろいろな善い行いを励んでも仏になる道(浄土への道)を歩むことはできません。真実の教えと仮りの教えとをわきまえ、浄土の世界に生きてください。

 亡くなっていった方をどのように考えるのかということが、生きていくうえで大切であると知らされました。

 今考えていることは他人にはわからないが、宗教という形で、死んでからも残された縁ある方に続いていくんですね。

生活の中で 念仏するのでなく 念仏の上に 生活が いとなまれる 和田 稠