法話を聞く会07

大谷祖廟おおたにそびょう（東大谷） 暁天ぎょうてん講座（2016年8月5日）　
講師 望月慶子氏　　講題「無常を生きる」

　「暁天」とは夜明けの空のこと。夏の暑さを避けた早朝の澄んだ空気の中で、宗祖親鸞聖人があきらかにされた本願念仏の教えを聴聞する場として開かれています。
　大谷祖廟本堂を会場に、毎年、8月1日から8月5日までの5日間、各日毎に講師をお招きして開催しています。

　望月慶子氏（79歳）　兵庫県洲本市の浄泉寺衆徒しゅと。 真宗大谷派参務

罪障功徳の体となる
こおりとみずのごとくにて
こおりおおきにみずおおし
さわりおおきに徳おおし　『高僧和讃』

布施おおきに　徳おおし

布施　財施　法施　無畏施

　生死無常のことわり、くわしく如来のときおかせおわしましてそうろううえは、
おどろきおぼしめすべからずそうろう。 　
『末燈鈔』飢饉や疫病で世に人死にが多く出た時のお手紙。親鸞88歳