2023年8月29日 午前10時~12時 法話を聞く同朋の会で聴聞しました。
三明智彰 みはる としあき
1954年弘前市に生まれる。早稲田大学教育学部国語国文学科卒、東京大谷専修学院卒。 大谷大学大学院文学研究科真宗学専攻博士後期課程単位取得満期退学。 大谷大学助教授、愛知新城大谷大学教授・社会福祉学部長、九州大谷短期大学副学長を経て、現在九州大谷短期大学学長。九州大谷真宗研究所所長。明教寺前住職。仏教公開を念じて大無量深学場を主宰。
ウランバナ 盂蘭盆会(うらんぼんえ)
倒懸とうけん
『仏説盂蘭盆経』
目犍連=目連 神通(じんずう)第一
三界 欲界・色界・無色界
餓鬼道がきどう
前序
親鸞のことば 一条~九条 師訓篇
中序 十条
唯円の歎異 十一条~十八条 嘆異篇
後序 十九条
承元の弾圧の記録
蓮如奥書
『歎異抄』書名の由来 641頁
真実の愛 慈悲
了祥(1788-1842)
香月院深励(1749-1817)
親鸞1173―1262
唯円?―1288?年 常陸国河和田(茨城県水戸市)報仏寺
如信1235-1300 本願寺2代 親鸞の孫
覚如1270-1351 本願寺3代 『口伝鈔』649頁 652頁後3行 654頁5行目
竊かに愚案を回らして、粗古今を勘がうるに、先師の口伝の真信に異なることを歎き、後学相続の疑惑あることを思うに、幸いに有縁の知識によらずば、いかでか易行の一門に入ることを得んや。まったく自見の覚悟をもって、他力の宗旨を乱ることなかれ。よって故親鸞聖人の御物語の趣、耳の底に留まる所、聊かこれを註す。偏に同心行者の不審を散ぜんが為也。聖典626頁
「二者深心」。「深心」と言うは、すなわちこれ深信の心なり。また二種あり。
一つには決定して深く、「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、曠劫より已来、常に没し常に流転して、出離の縁あることなし」と信ず。機の深信
二つには決定して深く、「かの阿弥陀仏の四十八願は衆生を摂受して、疑いなく慮りなくかの願力に乗じて、定んで往生を得」と信ず。法の深信 聖典215頁